英語 リスニングを得意にする意外な方法 リスニングの勉強法

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リスニングについての記事です。聴解力(=聞き取る力)をつけるポイントと設問解答力(=答えを選ぶ力)のポイントの二つを解説していきます。

聴解力をつけるには?

音の聞き取りですが、世間一般で誤解されていることが一つあります。

リスニングが不得手な人は、音さえ聞き取れれば自分はリスニングが得意になれると思っていませんか?

しかしセンターを始めほとんどの入試リスニングは、ネイティブの発音よりはるかにゆっくりに、そして明瞭に読まれます。ですので、音自体が聞き取れないことは滅多にありません。そもそも聞き取れないなら、それは手を抜きすぎです。多少英語を聞く習慣をつければ、そのレベルからはすぐに脱却できます。

もし仮に多少音を聞く訓練を重ねてもまだ何を言っているのか分からないとしたら、それはそもそも発音に関する知識に難がある可能性が大です。単語帳で学習する際に発音記号を見る習慣をつけるだけでもだいぶ改善されてくるでしょうから、何とか発音を矯正しましょう。

ここまでやれば音の聞き取りで困る可能性はゼロです。ではなぜみなさんはリスニングで何を言っているのか分からなくなるのでしょうか?

それは読解力不足、言い換えれば英文の処理能力が放送文に追いついていないからです。音を聞き取る力ではありません。

リスニングの最大の難所は、速度が速いことです。センターの読み上げ速度は一般的に、1分あたり150語前後です。センターの長文を5分かけずに読み切るペースです。

それだけの速さで果たして英文を読めますか?

大半の人はおそらく無理でしょう。ですからリスニングについていけなくなるのです。しっかり抑えて欲しいのはここです。英文が聞き取れないからリスニングが解けないのではなく、放送のスピードに処理速度が追いついてないから解けないのです。

音を聞き取っているにも関わらず、その英文の意味を頭の中で日本語に変換している間に次の文章が流れていき、その次の部分が聞き取れなくなるのです。人の脳は英文の意味を翻訳している間に放送文を聞いて覚えるなんていうマルチタスクはまず出来ないので、こうしている内にみなさんはいつの間にか文章が聞き取れなくなります。

ですからリスニング上達のための方策は、音を捉える練習ではありません。速いペースで長文を読めるようにする練習こそが大事なのです。英文の意味をとる速度が増してほとんど聞くのと同時に内容が分かれば、放送を聞き取る事だけに集中できるようになります。

究極の状態は母語を想像してもらえば想像出来るでしょう。みなさんは日本語なら言葉を聞くと同時に意味内容が分かります。聞いてから理解までにタイムラグが生まれる英語も出来る限り日本語に近づけるようにしていく、と考えればゴールが思い浮かべられるでしょうか。(もちろん完全に同じ状態にするのはほぼ不可能ですから、なるべく寄せていく、という事ですが)

この処理能力の上昇にあたっては、やはり英語への慣れが一番重要です。英語の長文を読むとき、あなたが意識してようがいまいが、英文の意味を理解しようと脳は努めています。人の脳は繰り返せば繰り返すほど作業を楽に早く行えるようになるので、長文をとにかく読み込んでいれば素早く英文を処理する速度は上昇していきます。耳からでも目からでもどっちでも良いので、とにかく英文に触れましょう。

また、長文を読む上では、分からない部分を残しながらも読み進めるのが大事だと以前書きました。リスニングでもその方法が役に立ちます。

どれだけ発音練習を続けても、聞き取れない箇所は出てきます。構文が複雑で何を言っているか分からない文も出てくるでしょう。

そういった時に空白部分を無視してその先の文章に集中できるようになれば、自然と放送文も理解できるようになります。聞き取れないぞと感じても、諦めずにその先の英文を理解するよう努めてください。特にリスニングで用いられる文章は内容がやさしめなので、部分部分が聞けただけでも意外と全体像がつかめます。

設問解答力を高めるために

ここから先はリスニングの能力を上げるという観点からはズレますが、一点でも二点でも伸ばすために解答する際、意識するべきポイントを書きます。

まずはギアの調整です。リスニングはかなりの長丁場です。東大でもセンターでも30分近く英文を聞くことになります。ずっと聞いていようと思っても、どうしても集中力の落ちる時間はあると思うんですよね。

ですからそんな人には「英文が複数回放送される」という特性を活用して欲しいです。一回目は流し聞きして何となくの文意をつかむことに集中する。この時、問題文は先読みしておいてどの辺りが解答の根拠になる部分であるかも押さえておく。そして二回目に、根拠となる部分で集中力を極限まで上げて聞き取るようにする、という方法です。ちなみに一回目で行う流し聞きですが、冒頭は集中力を上げねばなりません。状況設定などの重要な情報を述べていることが多いので。

先ほども書いたようにリスニングでは前文の内容を考えている内に聞き漏らすことが多々ありますが、この方法はそれも防いでくれます。とはいえ抵抗感を抱く方も多いでしょうがそういう方は自由にやってもらっても構いませんよ。

リスニングが他の試験と一番違うのは、ペースを完全に支配されるところです。他の試験ならば、試験時間内に問題を解くペースを落としたり上げたりといったことが自由に行えますが、ずっと問題文が流れるリスニングではペースが支配されるのです。私はそのため上の方法でメリハリをつけていましたが、他の自分に合う手段があったりそもそも30分集中が持続するなら問題ないです。

ただ一回目に聞き取れなくても焦らず、2回目では解答の根拠となりそうな部分に特に注意する、というのは万人に抱いて欲しい心構えです。

あと、選択肢で迷い続けちゃう癖は致命傷になるので絶対にやめましょう。気持ちは分かりますけど、リスニングは迷っても正解に近づきません。次の問題が放送されたらスパッと気持ちを切り替えましょう。次の文章が流れている間にも前の問題を考えてしまうと、後続のとれたはずの問題まで落とす羽目になります。よく勧められるのは、迷ったら上にある方の選択肢にする、などあらかじめ迷ったらどうするかを決めることです。次の問題が流れ始め時、最低限の時間で答えを出せます。

最後に

まとめると、読解速度の向上がリスニング攻略の秘訣です。普段から速度を意識しながら長文を読むことで、読解速度は向上します。耳が悪いからリスニングが出来ない、などという勘違い(意外にもよくある)からは脱却してリスニングを得意にしましょう。

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コメント

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