大学受験化学 絶対に押さえたいポイントを解説!

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総論

大学受験の化学というのは、あらゆる科目の中で最も努力がものをいう科目と言えます。というのも大半の入試問題は定石そのものであり、どれだけ標準問題を素早く正確に解けるかどうかが得点を決定するからです。難関大でもこの事実は当てはまります。

ですので原理から理解するべき部分なども存在しますが、根気強く暗記をして、問題を見た瞬間に解法が浮かぶレベルにまで持っていけるようにすることが何よりも大切なのです。

そのためには、標準問題をしつこいくらいにまで解くのが最短攻略のカギですが、いくつか抑えておくと楽になるポイントはあるのでそこについて書きます。

理論化学

驚かれるかもしれませんが、理論化学を得意にするにはある程度の読解力が必要となります。先ほど化学の問題はほとんどが基本問題だと書きましたが、では難関大ではどこで難しくしてくるのでしょうか。

一番多いのは、問題文を長くして一見設定を複雑にしてくるパターンです。しっかり問題文をよく読めばなんということもない平凡なモデルに帰着させられ、答えを求められます。とはいえみなさん、長い文章を見ると読む気が失せるんですよね。ですから斜め読みをして、さっぱり分からないからと諦める。

対処法ですが、ほとんどの入試問題は自分の知っている平凡な方法で解ける、こういう自信を持ってください。その上で問題文中のヒントになりそうな部分を探してみると、案外出題者の用意してくれたモデルが見えるようになります。

とはいえ、全ての文章を舐め回すように丁寧に読んではいけませんよ。よっぽど読む速度が速いのでない限り、確実に時間不足に陥ります。最初から重要なポイントを見抜けるわけではありません。重要な部分を見つけようという意識を持って化学の問題を解くことでその能力を磨けるようになるのです。日常の意識から変革して勉強してみてください。効果は絶対に現れます。

後は近似に慣れることですね。いわゆる5%近似だけでなく、計算途中の位をどこまで取るか、という部分。有効数字何桁で計算を進めていくか、というところです。

繰り返しになりますが、化学は時間制限がタイトなので素早く正確に答えを出す必要が非常に高い。そのためには、計算力を高めるのが大事ですが、計算力は一朝一夕には上昇しません。ですが、位をどこまでとって計算するかといった部分は、自分の中でそこを意識して問題を解いているだけで簡単に成長が見られます。

求められているの有効数字より一桁多く計算するのが定石ではありますが、どう考えても有効数字そのままで計算していい場面などもありますし、そういった箇所の見極めができるようになります。

全然難しい話ではないので今日から実践してみてください。

なんだかんだ入試化学では理論分野からの出題がダントツで多いので、理論化学は何が何でも固めないといけません。

無機化学

最初に断言しておくと、無機化学での暗記は避けられないものです。理論を絡めると暗記が楽になる部分も存在はしますが、それでもかなりの暗記は避けては通れない道です。

暗記の方法については以前別の記事で書きました。

志望大学によって要求される知識の水準は異なるので、自分の受験大学に合わせてどこまで勉強するか決めてください。無機はそう配点が高くないこともあり、細かい知識まで覚えるても労力を要する割に実入りが少ないのでバランスが大切です。

ちなみに無機の難易度は大学の偏差値とはあまり関係がないので、しっかり大学ごとの特徴を確認してくださいよ。例えば、東大よりセンターの方がマニアックな知識を聞いてくるように個人的には思います。


有機化学

最後に有機ですが、構造決定の重要性は触れるまでもないでしょう。この構造決定ですが、普段の習い方と逆の意識を持つと強い。例えばみなさんは「アルデヒドと末端三重結合は硝酸銀と反応する」と覚えているのでしょうが「硝酸銀と反応、アルデヒドか末端三重結合だな」のように逆から推察できるようにしてください。実際の構造決定だとこう考えないと解けないので。

後は答えが見つかれば勝ち、という意識を忘れないでください。基本的に構造決定では答えは一つで、答えが見つかったらおしまいです。数学のように思考過程は問われていない。ですので、答えが見つかったら他の形が当てはまるか考えなくても良いのです。無駄な見直しは避けましょう。

また医学部だと最近は生化学(核酸など)の出題が増えているようです。東大でも最近は高分子の出題も目立つので、十分に対策しましょう。この辺はまだまだ頻出問題も限られており勉強にそんなに時間もかかりませんから。

終わりに

化学はやったことのない新出の問題というのはそう多く出ません。ですから入試でも時間さえあれば基本的には高得点が取れる。この時間さえあれば、というのが曲者で入試では全問解き切れるほど時間が足りることはまずありません。

ですから、解けそうにない問題を捨てる能力が大事な数学とは異なり、解けそうだけど時間がかかりそうな問題を捨てる能力が大事になってきます。セットで解く際は自分の時間配分までしっかり振り返るようにしましょう。

化学は大抵の場合、設問数が非常に多く計算の負担は重いですが、その分一度安定すれば入試で失敗する確率は英語並みに低く得点を期待できる科目となります。安定性が確実な合格へのパスポートとなる入試では、化学を伸ばすメリットは言わずもがなですよね。

いわゆる才能やこれまでの勉強量が成績の伸びに一番関係しない科目、すなわちこれからの勉強量が成績を大きく左右する科ですので手を抜かず勉強してください。

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