東大模試 各予備校の特徴徹底比較!!!

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 東大志望かどうかを問わず、多くのトップ受験生が参加する東大模試。案外傾向や癖、採点や判定といった点に違いがあるのですが、知らない人が多いですよね。そこでこの記事では各社(駿台、河合、代ゼミ、東進)の東大模試の特徴について書いていきたいと思います。

東大模試の特徴

 その前にまず東大模試全般の特徴から書いていきましょう。やはり入試ではなく模試という性質上、本番とは異なる点がいくつかあるのです。

 一点目ですが、採点の質が低いです。甘かったり辛かったりブレかたは様々ですが、本番の採点に比べると適当です。普通に明らかな採点ミスも少なからずあります。(これはもしかしたら入試でもあるかもしれませんけどね)返却されたら一応採点があっているか確認しておくと良いでしょう。

二点目ですが、各社一様に現代文の点数が低く出がちです。どうしても記述問題の採点は難しいのですよね。そもそも問題自体が東大入試よりひねくれているのもありますが、明らかに採点も辛いです。点数が入らない。ちなみに社会についても同様なので、これらの科目は点数が低くくとも落ち込む必要はありません。

 また三点目ですが、どの模試も夏は出題範囲が現役生を考慮して若干狭いです。少なくともこれまでは化学の高分子、物理の磁力は出ていません(電気に関する問題は出てるよ)。あとは積分も範囲外だったりします。(数学は予備校によるのでホームページを確認してみてください)

では各予備校ごとの寸評に入っていきます。

駿台 東大実戦

 1社目は駿台からいきましょう。ちなみに駿台の東大模試、東大「実践」と勘違いされがちですが、正しくは東大「実戦」ですよ(どうでもいい)。そんなことはさておき、この東大実戦は受験者の多さが特徴です。他の模試に比べ、医学部志望や一橋志望のトップ層がこの駿台の東大模試だけは受けたりするのですよね。ですから順位が若干悪くなりがち。そこは気にせず大丈夫です。

 駿台の特徴ですが、4社の中でも一番採点はまともです。他の模試に比べて採点基準が筋が通っている。つまり、そもそもの採点基準自体に疑問を抱くことはあるのですが、採点官による採点に違いが見られないような感じで、定められた採点基準の中で点数が定まっている印象です。そういったこともあり、判定なども一番信頼されている印象はありますね。

 また問題のレベルですが、夏はどの科目も抑えめですね。抑えめといってもやや易しめの東大入試、といった感じですからいい感じに差はつくと思います。ですが点数は当てになりません。まあそれは秋で十分思い知るでしょう。 

 またこれは細かい話ですが、理系は大問の3と6の解答用紙はスペースが広いですよね。そこに難しめの問題をよく配置してきます。

 秋の駿台は暴走を見せがちです。英語は変わらず簡単なのですが、理数が本気を出してきます。平均点20点代なんてこともあります。とはいえ東大も稀に本気を出してきてその程度の難易度になることはあるので、良い練習にはなるでしょう。

 また採点ですが、比較的正統派です。要約は大事なことをポイントを絞って、英作は文法的なミスなく書き切れれば高得点が期待できます。また数学でも、難問で戦った後を見せると方針が違っていても2点くらいお情けをくれることがあるので、ちょっとでも進歩があったらしっかりその跡を残すようにしましょう。

 判定は他社よりAが出やすいですね。駿台のAは喜んでも良いけど、浮かれてはいけません。少なくとも合格確実というレベルではありませんよ。

河合 東大オープン

 続いて河合の東大オープンです。まずは採点から。河合はぶっちゃけ適当な印象があります。数学で論理があっているのにも関わらず引かれていたり、ほとんど意味のない式変形をしていても部分点を与えられていたりします。

 英語では英作文は、同じ単語のミスを複数回しますとその回数だけ点数が引かれます。字数を超過すると超過した語数分引かれます。逆にそういった文法的な部分以外ではあまり引かれませんね。要約は採点のポイントがすごく細かいです。要約は各模試要素採点なのですが、要素がびっくりするほど多い。要約なのだしここまで書かなくても、というところまで得点のポイントにしてくるのですよね。あとは和訳の採点で自然な日本語かどうかを重視されているので、不自然な訳は言い換えるように気をつけましょう。

 あとは物理で答えだけ書くと点数が引かれるので気をつけてください。本番は引かれないので、意外と物理で途中式を書かない人がいるのですが、河合だととてつもなく減点されることになります。

 問題の特徴ですが、数学は夏秋問わず簡単なことが多いです。模試の過去問を解いていると同じようなパターンが出題され続けていることに気づくでしょう。一方の理科は夏秋問わず大体難しいです。特に秋は本当に難しい。量が多いし、設問自体も難しい。

 英語は本番と同じくらいですかね。リスニングは若干難しい。設問はともかく英語は謎の減点が多いので、点数は本番より低くでがちです。駿台はちょっと甘いのですが、駿台と河合の平均が本番の点数と同じくらいだ、という話があって本当にその通りだと思います。あとは駿台よりも細かい知識も問うてくる印象があります。国語は本番と同じくらいの難易度で、点数も駿台に比べると落ち着いた数字になりやすいです。

 判定ですが、Aは出にくいです。ですからとったら自信にして良いでしょう。また出にくい分、Aをとると全員名前が載ります。

代ゼミ 東大プレ

 代ゼミは受験者がとにかく少ないですね。駿台などと被ってしまうこともありまして、そうなるとますます減ります。問題の質も格別に良いわけではありませんし、正直今受けるメリットはあまりないと思います。

 とはいえ、他社に比べると問題の難易度がそこまで大きくぶれることはないのは長所ですね。数学が若干難しくなりすぎたり、英語が若干簡単になりすぎたりすることはありませんが、駿台が時々出す恐ろしく難しい数学や河合が時々出す恐ろしく難しい理科のように暴走することは少ない印象です。ちなみに採点は相変わらず残念です。

 判定も普通ですね。大きく推奨できるポイントはないのですが、大きなマイナスもないので、暇があったら演習量確保で受けてみても良いでしょう。

東進 東大本番レベル

 最後に東進ですが、逆にこちらはあらゆる面で特徴が際立ちますね。一点目は返却の速さ。兎に角はやいです。他の予備校は一ヶ月以上かかるのもザラなのですが、東進は二週間前後で返ってきます。しかしこの速さはもろ刃のつるぎで、その分、採点ミスも多いですね。採点がずれる方向としては、数学、国語は低めに、英語は高めになりがちです。

 数学ですが、採点者が理解できない解法は減点されたり不正解にされます。多分これから東進の東大模試を受けると少なくない数の謎の減点をくらうことになるでしょうが、諦めてください。多分みんな同じくらい減点されているので、ある意味平等です。

 英語は逆にミスが見逃されがちですね。和訳も英作も簡単に丸がきます。東大も記述の採点はそんなに厳しくないという噂がありますが、ここまでは甘くないでしょう。この模試であまり過信しないことです。

 問題の難易度ですが、数学以外はそんなに本番とずれません。ですがもう圧倒的に数学が難しい。文系はそこまで振り切れないとも聞きますが、理系は難易度が振り切れます。着眼自体もそんなに容易ではないのですが、計算量が何はともかく並大抵でありません。計算している最中に自分の方針が合っているか不安になることもままありますが、そのような計算量になるのも珍しくないので、自分を信じて続けてください。もちろん点数は気にしてはいけませんよ。ただでさえ問題が難しい上、採点ミスで低くなりがちなので、悲惨な数字になります。

 判定はダントツで辛いです。よく東進でE判定をとって落ち込む人がいますが安心してください。合格者でも東進E判定はかなりいます。

 直前期の模試で初めて東進を受けてEという判定を見て精神を壊す人もいますが、心配はやめましょう。全く問題ありません。

終わりに

 ここまで予備校の寸評をつらつらと書いてきましたが、どうも欠点ばかり書き連ねすぎた気もします。一応強調しておきますと、上の話はあくまで傾向ですから毎回毎回そうだとは限りませんし、各予備校が毎年新しい工夫は見せてきたりします。

 それに東大の本試験の特徴を正確に再現してくれていて、少なくとも私たちが自分で行うよりはずっと正確な採点をしてくれる貴重な機会ですから、どんどん受けていきましょう。駿台と河合の二社の模試は必須と言っても過言ではありません。優秀な高二にもどんどん挑戦してほしい。実際進学校では高二からも受験者は結構いますよ。

 また模試ですが、よく言われるように受けた後も大事です。東大本番と同じようなタイムスケジュールで問題に取り組める数少ない機会ですから、その時感じたことがあればしっかりとフィードバックしてください。判定も絶対的に正しいということはもちろんありませんが、それなりの精度はあります。気にはしすぎず、でもちょっとは気にして頑張りましょう。

 このように模試の情報を知ったところで一ミリも受験本番には役にたたねぇよ!と思ったそこのあなた、下のボタンから私のボタンから私のツイッターをフォローしてテーマをリクエストしてください。そうじゃない方もとりあえずフォローしてください。励みになります。それではここまで読んでくださってありがとうございました。

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